1stフルアルバム『TEXTURE,MOISTURE』に寄せられたコメント

ENTHRALLSの1stフルアルバム『TEXTURE,MOISTURE』に寄せられたコメントを紹介します。

ENTHRALLS_PLAN_CS5

 

▽斎藤ネコ
▽飯室大吾(FM802/RADIO∞INFINITY)
▽白井奈津(ZIP-FM)
▽Sound Producer U-re:x(Yukio Murata)
▽kaleidoscope creator 溝口朋瑛(moyu.)
▽かわもとたくみ(グラフィックデザイナー)
▽椎名杏子(チーナ)
▽日食なつこ
▽松岡恭子(ユナイテッドモンモンサン vo.gt.)
▽しまだあすか(MARQUEE BEACH CLUB)
▽長谷川綾(俳優)
▽伊香賀守(ロケットダッシュレコード/GFB[つくばロックフェス])
▽藤井裕士(hoshioto代表)
▽山田祐介(TOWER RECORDS 広島店)
▽キイリョウタ(梅田Shangri-La店長)
▽大橋洋介(HOT STUFF PROMOTION)
▽宮本貴文(エフエムサウンズ)
▽花野 顕(TOWER RECORDS 新宿店 店長)

 

◆斎藤ネコ

 

読めないバンド

最初は照明家O氏からのメールでした。
「ENTHRALLSというのがありまして、発売時期が未定のアルバムを製作中なのですが、ネコさんに一曲、弾いていただくことはできないかとボーカルの子(と自分が)切望しておりまして、お声だけでもかけさせていただきました。」

私は、
「録音の件、気楽にご利用ください。
楽しみです。
よろしくお願いします。」
とお返事したものの”ENTHRALLS”ってどう読むんだ~?状態。
やり取りが残っているくらいの数ヶ月前の事でした。

しばらくして”ボーカルの子 “井上佳子さんが私のライブに訪ねてきてくれました。
大吟醸をいただいてしまったのでもう後へは引けません。
あ、「ねむれない夜に」というCDもいただきました。(スミマセン)
その時少しお話ししましたが、お酒強そうだったので大丈夫だと思い店に残して私はお先に失礼してしまいました。

翌日、いただいたCDを聴こうと開封しながら、
”ENTHRALLS”、読み方教わったのに読めない。
“井上佳子”って”いのうえよしこ”だっけ?
ま、とにかく聴いてみよう!

あれ、スピード感のあるバンド。
昨日話した感じと全然違う綺麗に上までのびたボーカル。
ギターレスの3ピースという編成なのにロックしている。
どこかにミニマルミュージック的要素のあるピアノのフレーズ。
サウンドも読めない。
なんか好きかも、と聴き入っておりました。

2週間後、音の出せる現場で再会。
メンバーとも会い、みんなで食事に行きました。
もしかして神経質なタイプなのかなあ、という予想は覆され関西系なのになんだか静かでボ~っとした連中でした。
そこで「今度出すアルバムです」といただいたのが「TEXTURE,MOISTURE」のCD-Rでした。

え、アルバム出来てるの?
あの~、アルバムに参加って話は?
録る録る詐欺?

なんとも不思議な出会い方をした「エンソロールズ」。
聞かせていただいたものよりさらに練り上げられた新作フルアルバム
「テクスチャー、モイスチャー」。
名作です。

魔法の使える女王様「いのうえけいこ」さん、助さん、格さん、八兵衛、(揉めないよう役柄はご想像におまかせします)のような男性陣と業界制度の矛盾を根本的に正す音楽改革のために諸国を漫遊して下さい。?

 
2016年10月 斎藤ネコ
 

◆飯室大吾(FM802/RADIO∞INFINITY)

 

相変わらず、時代の流れに捉われずに
好きなように音楽やってるね。
音の配置や構図。すごく拘って作ってるあたり
「作品」と呼ぶのがふさわしい。
聴くほどに「今までで一番好きなアルバムかも」ってなります。
聴く人みんなにとってもそうであればいいなと。
最高傑作です。

 

◆白井奈津(ZIP-FM)

 

女子の皆さま覚悟してください。
このアルバムの中にはあなたがいます。
笑ってたって心は泣いてたり実は意地悪なこと思ってたりヤケになったり、後悔に胸が締めつけられていたり。でも明日に夢みてる。今日より輝きたいと願ってる。弱くても立ち止まってはいられないから。そんな日々を駆け抜けるために背中を押してくれるアルバム。
前に進む事を決めたENTHRALLSだからこそ、こんなに心に寄り添ってくれるんだと思います。強さに変える力をくれる、とにかくあなたの味方になるアルバムであることは確かです。

 

◆Sound Producer U-re:x(Yukio Murata)

 

僕らの「ライフ」には、次から次に不安や、悲しい事、つらい事、挫折に、お別れ。
忘れた頃にやってくる憂鬱 . . . そんな事ばかり。
そんな中、一筋の希望を一生懸命 抱きしめ、一歩前に踏み込んだ、挑んだ人だけが得られる、
本当に美しい涙のようなレコード(記録)が、人には必ずあると思います。
彼らにとって、今作「TEXTURE, MOISTURE」は正にその瞬間だと僕は感じています。
彼らだけの話ではありません。
僕たちみんな、人間の「ライフ」の話です。

世界中には沢山の素晴らしいレコードが残されています。
そして、ここにまた1枚。
涙のようなキラキラした 本当のレコード(記録)が誕生しました。

『おめでとう。』

 

◆kaleidoscope creator 溝口朋瑛(moyu.)

 
いつか充ち満ちることを願って今日も、見えないしあわせのうしろ姿を追いかけている。

 

◆かわもとたくみ(グラフィックデザイナー)

 

なんでそんなに嫉妬するの? なんでそんなに自慢したいの?
なんでそんなに人からの見え方が気になるの?
えー!死ぬまで忘れない嫌がらせしたくなるの?!
眠れない夜は僕にはあまりないから、
女の子って何考えてるか分からないなあ。と。
童貞っぽい感じで聴きつつ
もうちょっと女の子の気持ちを考えて生きてみようと思いながら
デザインさせてもらいました。

 

◆椎名杏子(チーナ)

 

うーん、なんていうか、井上佳子の書く歌詞と声が沁みて沁みて泣けて泣けてコメント書こうと思って聴いてたけどそれどころじゃなかったって感じです!
TEXTURE,MOISTUREとなら親友になれそう。

 

◆日食なつこ

 

1周目。目まぐるしく展開するテクニカルなサウンドに押し流されているうちに、あっという間にアルバム全体を聴き終えてしまう。
2周目。慌ててもう一度再生ボタンを押して、そのめくるめく音の渦に今度は自分から呑み込まれにゆく。
3周目。きらめき続ける眩しいサウンドの真ん中によーく耳をすますと、そこには美しい旋律に隠れ、触れれば指先を切り裂きそうな激情のリリックが暴れ狂っていることに気づく。

ほら、もう貴方はこのアルバムの虜です。
聴けば聴くほど抜け出せなくなる、そんなニクくて切ない作品だなと思いました。

 

◆松岡恭子(ユナイテッドモンモンサン vo.gt.)

 

もー最初の二曲聴いただけで最高傑作ですし、
演奏やメロディもさることながら
けいこちゃんの書く詞の魅力が余すことなくでてる!
バカな自分を再確認して
泣いたり笑ったりしながら
自分が自分に話しかけてるような
そんなアルバム。
ひたすら迷ってて
思い込み激しくて
でも愛しい。

 

◆しまだあすか(MARQUEE BEACH CLUB)

 

こっそり 誰にも知られず しまっておく秘密
あの子に強く抱く 憧れ・劣等感

化粧 服 髪型・言葉 持つもの
真似していた私を全部捨てたら
私がいなくなっていた

それでも大切な人をそっと握りしめて
受け入れて、諦めて
きっと1人で決めた覚悟を
ときどき見失いながら 前を向けるのが女の子。

佳子さんの歌詞からそんなことを感じました。
喜びも悲しみも、全てENTHRALLSにゆだねて良いんじゃないかな。
頑張れ女の子!負けるな女の子!

 

◆長谷川綾(俳優)

 

アルバム通して、前向きなやるせなさに心地よさを覚える詩とメロディ。
どの曲もいじわるなくらいリアルで、立体的で時々胸が苦しくなるんだけど、
聴き入るほど色んな幻想を魅せてくれて、日常で汚れた心を洗い流してくれる。そんな感じです。

 

◆伊香賀守(ロケットダッシュレコード/GFB[つくばロックフェス])

 

控えめに言っても最高なアルバムです。
ENTHRALLSのこれからを
表現したアルバムだと思います。

アルバムとしてもバランスがとてもよくて、
1曲目から最後の曲まで音の風景が頭に浮かび、
まるで映画を見ているかのような感じです。

是非、みんなに届いて欲しいです。

 

◆藤井裕士(hoshioto代表)

 

僕がENTHRALLSに出会ったのは2013年のFUJI ROCK FESTIVALのステージ。
雨が降っていて寝てない状況で精神的にも参っていた時に見たあのライブが最高だった。
あの何かに救われた気がしたライブがどうしても忘れられない。

あれから3年。
彼らを一ファンとして追っかけてきた。
ここまでの紆余曲折は本当に歯痒いものも感じた時もあった。

それでも迷いながらも作り上げた結晶とも言える本作品。

井上佳子という女性の等身大が描かれた歌詞の世界。
そうそう、こういうの待ってたんですよと個人的に言いたくなった。
彼女と同世代の女性にはグッと来るんじゃないだろうか。

中井くんの静と動を巧みに操るテンション高めのベースライン。
童顔ロン毛マジック。
青木くんの神経質且つ精密なピアノフレーズ。
メガネマジック。
そうそう、こういうのも待ってたんですよ。

1曲目「きょうは休みます」のイントロでハッとしてしまうのは僕以外にもいるんじゃないかな。
さて、まだまだマジックを期待してますよ。
そして再度FUJI ROCKのステージも期待してます!
一生応援してます!

 

◆山田祐介(TOWER RECORDS 広島店)

 

今までのENTHRALLSが魅了して離さなかった、僕たちの心のもっともっと奥の深いところまで歌声が潜り込んでくる感じ、パワーアップしてるのをすごく感じます!
『質感』と、『潤い』。言葉にしてしまうと難しくって説明しづらいような気もするんですが、このアルバムを聴き終えたころには「まさにそうだな」って思えるくらいこのタイトルがぴったりな一枚。
拙い言葉でうまく魅力が伝わるかわかりませんが、聴いてもらえたらあなたの心にもちゃんと届くから!耳を傾けてほしいです!!
出会った最初から大好きなENTHRALLSの初のフルアルバムにこうやってコメントを寄せることができてうれしく思います。

 

◆キイリョウタ(梅田Shangri-La店長)

 

透明感と疾走感が同居する井上の歌、それに加え「きょうは休みます」からラストの1曲まで、バラエティある仕掛けが盛りだくさんの楽曲たち。初フルアルバムということでENTHRALLSの経験とアイディアが詰まったことが伝わる至極の名盤。ひとりぼっちだと感じた時、何かと向き合わないといけない時、そんな日々の、少しだけ誰かに背中を押してもらいたいような時に私は『TEXTURE,MOISTURE』聴きたい。

 

◆大橋洋介(HOT STUFF PROMOTION)

 

ENTHRALLSとの出会いは3年前のフジロック。
あの時聞いた「シグナル」に心を撃たれたのは間違いない。
そして今作『TEXTURE,MOISTURE』はあの時とは違う優しさを温かさと共に耳から感じました。
井上の魅せるリアルが音となり温度となり伝わるアルバム。
テーマになっている「質感」と「潤い」を感じて欲しい。

 

◆宮本貴文(エフエムサウンズ)

 
ENTHRALLSの音楽と出会ったのは、2014年9月。
ラジオから流れてきた「オーナメント」に一目惚れならぬ
「一聞き惚れ」してしまった。そこから、みんなとコンタクトを取って
エンソの音楽が、いろんな人に広まるように頑張ってきた。

そして、今回のアルバム。本当に早く聞きたかった。
2016年1月の下北沢Shelterでいち早く演奏した
「ロンリーガール」に胸打たれたからだ。

アルバムが届いて、いち早く聞いて、思ったことがある。
このアルバムは「頭から最後まで」その曲順で聞いて欲しい。
最近、ラジオに届くメッセージを見ていると
音楽はダウンロードで必要な曲だけ聴くという人がかなり多い。
もちろん、自分の聞きたい曲だけを聴くスタイルも悪くないが、
このアルバムはCD(ダウンロードでもイイけど)を買って
頭から最後までこの曲通りに聞いて欲しい。
最近の音楽業界では少なくなった「世界観のあるアルバム」だと思う。

一通り、頭から最後まで聞いたら、シャッフル再生でも、
1曲聞きでも、いろんな聴き方で聞いて欲しい。
音楽の素晴らしさ、歌詞の感情がいろんな見え方がで見えてくるので

ダラダラと書いてしまいましたが、
これからも良い音楽を紡ぎ出してください!
応援しまっせ!

 

◆花野 顕(TOWER RECORDS 新宿店 店長)

 

想像を超えてました。
引き込まれました。
音の重なり方に深みがあり、素敵です。
もしかしたら好き嫌い分かれるかもですが、そういうタイプの方が長い深い付き合いになることは、これを読んでいる皆さんがよく知っていることかも知れません。
ハマったら簡単には抜けられないマジックが、いくつもありました。

タイトルにある“TEXTURE”というワードに納得。
大推薦です。

 

◆ENTHRALLS 1st full album『TEXTURE,MOISTURE』

 

ENTHRALLS、待望の1stフルアルバムが遂に完成!

― さ わ り た い 。 さ わ れ な い。 ―
全曲新曲で構成された、ENTHRALLS初となるフルアルバムのテーマは「質感」と「潤い」。名前の通り肌ざわり(耳ざわり) が良く、スッと心に染みこんでいく。
SNSが普及しすぎた現代社会で、飾り立てることにばかり気を取られ、見失ってしまいがちな「本来の自分」にスポットを当てた今作。少しでも周囲に良く見られようとする女性の心情を捉えた(皮肉った?)コミカルな楽曲「きょうは休みます」、過激な発言で注目を集めても埋められない孤独を描いた「センセーショナル」、恋をすると情けなくなってゆくばかり…な情景が切ない「496km」を含む11曲を収録!

ENTHRALLS_PLAN_CS5

【収録曲】
1. きょうは休みます
2. ロンリーガール
3. センセーショナル
4. 496km
5. 【sympathy】
6. ほら
7. ひみつ
8. 誓いのとき
9. マジックアワー
10. あたらしい女の子
11. レプリカ

ELEN-1005 2,315円(税別)
2016.11.2 Release

TOWER RECORDS ONLINE(予約)

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