誓いのとき

誓いのとき訪れたなら 僕は胸を張ってあなたを守れると言えるだろうか
悲しみがタッグを組んであなたを襲おうとも 怯まず抱きしめてやれるだろうか

えらそうに言えるほど捨てるものもないけれど
僕だってそれ位の覚悟はあるんだ

うつくしいかどうかも分からぬ世界にあなたと居たいんだ
すばらしいものだけで創れない未来を下さい

遺体の前 放り投げられて声もあげられない
遠くない場所で僕を待ち受けている
独りきりが恐ろしいのは僕だけじゃないけれど
その為に君といるわけではない

「あいしてる」
いつもそれだけで片付くはずないのは
わかってる、わかってる

でも

うつくしいかどうかも分からぬ世界にあなたと居たいんだ
すばらしいものだけで創れない未来に
ときどき嫌いになるかもしれないあなたが要るんです

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